醸しコラム

Column

【設備投資】瓶詰ライン入れ替え

2018.11.02

2018年8月、弊社蔵内の瓶詰めラインをリニューアル致しました。

瓶詰めラインの入れ替えによって、より高品質なお酒を、安全にお客様へお届けできるようになります。

瓶詰工程における一連の作業設備をラインに組み込んだため、現場スタッフの効率化・省力化・標準化にも繋がり、「持続可能なものづくり体制」へ一歩近づきました。

導入したのはこれらの設備です。


【充填機】
非接触型充填方式で、異物混入のリスクが限りなく低い新型タイプを採用いたしました。
ステンレス製の設備、かつアクリル板で囲われた空間内で充填することにより、さらに衛生的な環境での充填が可能になりました。
弊社が業界では初導入蔵のようで、続々と有名蔵が導入しているそうです。


【パストライザー】
一般的には、蛇管やプレートヒーターと呼ばれる設備でお酒を火入れ(加熱殺菌)してから瓶詰めし、香味成分を保つ急冷を行います。
今回導入した設備では、お酒を瓶に充填してから、ミストによる火入れ(加熱殺菌)と急冷を行います。そうすることで、より高品質かつ均質な瓶詰が可能となりました。


【エアー水切り台】
お酒の入った瓶が先述のパストライザーを通ると、ミスト状の温水・冷水がかかるようになっています。
そのため、瓶に付着した水滴をエアーで飛ばし、瓶の表面にラベルが貼りやすくなります。


【全自動ラベラー】
表ラベル、裏ラベルを自動で貼ることができます。

 
これらの設備導入により、お酒の充填から火入れ・急冷・ラベル貼りまでを自動化することが出来ました。
今後もさらに、お客様のご要望に素早く、柔軟に対応できる体制を構築してまいります。

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