醸しコラム

Column

《社長レポート》農林水産省地方意見交換会

2019.12.01


11月25日、「食料・農業・農村政策審議会 企画部会 地方意見交換会(北陸ブロック)」が開かれ、誠に僭越ではございますが意見陳述者として出席させていただきました。貴重な機会を賜り、ありがとうございます。

意見交換会では、食料・農業・農村政策審議会企画部会委員の方、農業者の方などが出席し、約50名の一般傍聴者を前に、新たな食料・農業・農村基本計画の策定に向けた意見交換を行いました。私は“事業者”と“消費者”という立場で、この会にお声がけをいただきました。

私からは弊社の事業内容を中心にお話しさせていただきました。特に弊社は“水田作りからの酒造り”に取り組み、農業とは密接な関係にあることを述べさせていただきました。
そのほかにも、今年から本格稼働させた「廃園になった保育園を活用した醤油事業」「廃業したワイナリーを活用するリキュール事業」、大学生が能登も農業も日本酒も盛り上げようと取り組む「N-project」についてもお話しいたしました。
また、後継者や事業継承について、人材採用についての対策や展望などについても意見交換いたしました。

今回の意見交換会では、日本の農業の現状を客観的な数値で知ることができたことや、北陸地区の農家さん達が抱える問題や現状など生の声を直接ヒアリングすることができ、私にとって大変有意義な時間を過ごすことができました。
と同時に、弊社はパートナー農家さんや連携企業・団体の皆様に恵まれていることを改めて実感し、酒蔵として農業に恩返しできることを増やしていきたいと想いを強める良い機会となりました。ありがとうございました。

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