こんにちは、広報スタッフです。
2025年10月4日、しいのき迎賓館にて石川の地酒と美食の祭典「サケマルシェ」が催されました。今回はそのイベントレポートをお届けいたします。
今年で12年目、10回目を迎えるサケマルシェは石川県内26の酒蔵と28の飲食店が出店。副題に「応援!能登の酒蔵」を設け、能登半島地震を風化させず、長い目で能登の復興を業界全体で後押ししようという有難いものでした。
開会式では鳳珠酒造組合の櫻田酒造社長がご挨拶され、能登の現状をお話しされました。奥能登11の酒蔵のうち、自社で酒造りを再開できているのは数馬酒造を含めて3社、それでも他蔵と共同醸造を行い、サケマルシェに出店されている酒蔵もあります。個々の歩みはそれぞれですが、昨年よりも力強く前進していることを実感しています。
またブースでは「応援しています」と直接お声掛けいただくことも多く、今なおも励ましていただけることに痛み入ります。本当に励みになります。ありがとうございます。


今年のサケマルシェはあいにくの雨模様で、テントから雨水が滝のように流れ落ちるほどの時間帯もありました。そんな雨にも負けじと、日本酒を求めて足を運んでくださるお客様は途切れることなく、皆様の日本酒愛にとっても嬉しくなりました。
また心に残ったエピソードがあります。「最初の一杯に」と竹葉を求めてくださった高齢のご夫妻が、ブース前で小さくチン!と乾杯してから口に運び、「美味しいね」と満面の笑みで見つめ合いました。その素敵な様子にこちらまで温かい気持ちにさせていただきました。同時に、心和む場面に竹葉がご一緒できること、皆様に竹葉をお届けできることへの喜びを強く感じました。この仕事をしていて良かったなぁとしみじみ。

また、毎年ご挨拶くださるお客様やサブスク会員様など「おなじみ様のお顔」を拝見できることも幸せでした。そして他蔵の社員さんと交流できるのもサケマルシェの楽しみのひとつです。ひとときの会話を弾ませながら、私たちも各蔵のお酒を楽しませていただきました。
これからも皆様の笑顔が見られるように、尽力してまいります。
また来年も皆様とご一緒できることを願っております。
来年は晴れますように!

最後になりましたが、ご来場いただきました皆様、竹葉をお楽しみくださった皆様、運営にご尽力くださった皆様に心より感謝申し上げます。