この度、経済産業省の健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2025 中小規模法人部門」として認定されました。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
経済産業省では、健康経営に係る各種顕彰制度として、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定を行っており、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設しています。
弊社は持続可能なものづくり体制を目指し、2015年より季節雇用での杜氏制度を改め、正社員を醸造責任者に据えて、醸造環境の改善を進めてまいりました。2018年には早朝および深夜の作業、泊まり込みによる勤務を廃止することができました。
また能登半島地震を機に、酒造り期間中においても醸造社員を土日休みと定め、必要な設備を整えながら、一層クリエイティブで効率的な醸造体制へと進化させています。心身ともに健やかで、互いに豊かな話し合いを重ねながらの酒造りは、品質向上にも繋がります。
伝統的酒造りにおいても、常に新しいあり方を思考しながら、今後も健康経営を推進してまいります。次世代を担う人材にも意欲的に酒造りに関心を寄せてもらえますと幸いです。
▼経済産業省ホームページ|健康経営
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html
▼健康経営優良法人認定事務局ポータルサイト「ACTION!健康経営」
https://kenko-keiei.jp/