SDGsの取り組み

SDGs

竹葉 ごいたラベル

~伝承娯楽「ごいた」普及のために~

「ごいた」は石川県能登町宇出津地区で発祥したボードゲームです。将棋の駒に似たコマと盤を用いて、ペアを組み4人で対戦します。
明治時代はじめに考案され、海が時化て漁に出られない漁師たちが「ごいた」を興じるようになり、次第に愛好家が増えていったといいます。昭和の時代に入っても人気は衰えず、数馬酒造前の空き地ではゴザを敷いて遊ぶ姿がよく見られたそうです。

その後「ごいた」を遊ぶ人の高齢化が進むのを危惧し、「ごいた」文化の保存を目指して1999年に「能登ごいた保存会」を結成。保存会は年6回の大会を開催し、番付をつけることで参加者の競技力向上を目指しています。

現代ではインターネットの普及によって知名度が高まり、SNS(social networking service)を通じて「ごいた」は全国的に広がりました。東京都、大阪府、神奈川県、長野県、宮城県、石川県金沢市と保存会支部が次々に設立され、プレイ人口は約1万人にまで伸びました。

「ごいた」と数馬酒造が結びついたのは、SNSがきっかけでした。
「ごいた」愛好家の方々が年6回の大会に参加するたび、弊社を訪ねてお酒を購入してくださいます。また、その様子をSNSで紹介し、全国に広がる支部の皆様も「ごいた」をしながら「竹葉」を飲んでくださいます。なかには駒を入れる巾着袋のかわりに、竹葉のオリジナル甚吉袋を使ってくださる方も!

「ごいた」愛好家の方々が竹葉を全国に広めてくださっている。私どもも何か恩返しできないかと思い「竹葉 ごいたラベル」を企画いたしました。
この「竹葉 ごいたラベル」は日本ごいた協会の認定をいただき、売り上げの一部は日本ごいた協会へ寄付いたします。また、「ごいた」を愛する皆様に、より一層親しんでいただけるよう、ラベルのデザインはごいた協会所属のデザイナーにご制作いただき、SNSの投票によってデザイン案を決定いたしました。

宇出津発祥の伝承娯楽「ごいた」をさらに多くの方に知っていただき、後世に継承していくための一助となれば幸いです。

 

この記事で紹介した商品

 

関連する記事

数馬酒造オンラインショップ