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七尾市南大呑地区「地酒造りプロジェクト」


富山県との県境に位置する石川県七尾市南大呑(みなみおおのみ)地区において、地名の「大吞(おおのみ)」にちなんで日本酒を造ります。
このプロジェクトは地元住民でつくる団体「大呑グリーンツーリズム協議会」が主体となって進行しています。かねてより観光客向けの自然体験プランや宿泊施設、飲食店の整備を進めてきましたが、2019年春からは新しい特産品づくりに取り組みます。この新しい取り組みに際し、弊社へお声かけをいただき誠にありがとうございます。

七尾市南大呑地区は富山湾に面し、対岸には標高3,000mを超える立山連峰を望むことができる、自然に囲まれた能登を代表する里山里海の土地のひとつです。春になると清流熊淵川には鮎が溯上し、生活排水が混ざらない水が流れる棚田で米作りが盛んに行われています。

この棚田でのびのびと育ったコシヒカリを用いて仕込んだ日本酒は「大呑 雫 (おおのみ  しずく)」と名付けられ、お米の濃厚な味わいを感じられるよう生酛仕込みにて醸しました。
また、ラベルには南大呑地区の景色が描かれています。空も海も夕焼けに染まり、心まで温まるような幸せ色に包まれる瞬間。この光景は一年のうちに数回のみ見ることができるといい、ぜひ皆様に知ってもらいたいと地元の方はおっしゃいます。

清酒「大呑 雫」の誕生によって、地元の活性化や米農家さん達の所得向上につながり、先人から受け継いだこの土地、里山里海の恵み、美し景色を次世代に繋げてゆけたらと思います。七尾市内でこのお酒をお見かけの際はぜひお手に取っていただけましたら幸いです。

 

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