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就職活動はどうだった?2025年、2026年新卒入社社員が社外メンターとともに振り返る。
Session.1
K.Iさん
僕は大学の時のアルバイトのお店が、常に40種類くらい、全国の日本酒が置いてあるようなところで、そこで日本酒に興味を持ったのが始まりです。そこから石川県にはどんな酒蔵があるのか調べ始めて、そこで数馬酒造の存在を知りました。
H.Kさん
私は母の実家が数馬酒造のある宇出津(うしつ)にあり、小さい頃からここに遊びに来たりしていたので、物心がついた時から知っていました。
社外メンター
ご両親は数馬酒造のお酒を飲んだりしていました?
H.Kさん
はい!20歳になって、竹葉を飲める日が待ち遠しいです。
Session.2
社外メンター
他にも酒蔵があったと思うんですけど、なぜ数馬酒造を選んだのか、何を魅力に感じたのかなど、響いたところがあれば教えてください。
K.Iさん
「石川県の酒蔵に就職したい」という思いが最初からあって、石川県内に絞っていました。その中からお酒の味の好みだったり、ラベルだったり、いいなぁと思う蔵をピックアップして、ホームページを見たりして。数馬酒造のホームページが個人的にすごく好きで。いろんなことが書かれてるし、竹葉の味が好きだったのもあり、さらに惹かれました。あとは僕の名前がカズマなので、一緒やんっていうノリも入っています笑
社外メンター
確かに数馬酒造のホームページの情報量の多さはすごいですね。取り組みを記録としてしっかり残していますし、コラムも読み応えがあります。ホームページを見て、他にいいなと思ったことはありますか?
K.Iさん
コラムが結構多かったので、入社する前に会社のいろんな情報を知ることができました。「こういう会社ですよ」とか「社長がこう考えてますよ」みたいなところが分かって、こういう会社に入りたいなって思いました。
H.Kさん
私は小さい頃から工作やDIYが好きで、自分のアイデアを形にできる「ものづくり」にすごく興味を持っていました。その中でもお酒は、その地域の歴史や文化に触れることができて、お祭りなどを通して人々をつなげることができる。それに携わることができるのは、すごくいいお仕事だと思いました。
それと、宇出津は母の地元で、若い力で少しでも何か能登に貢献できることがあればと思ったので、ここがいいなって思いました。
社外メンター
お母さんからも後押しされたと聞きました。
H.Kさん
そうです。「ここ良いんじゃない?!」と、数馬酒造のホームページを見せてきました笑
そこからいろいろ調べて、母の実家がある宇出津ってこともあったし、自分が叶えたい夢に近づける場所だなと思ったので、ここを選びました。
社外メンター
元々、宇出津にはご縁があるというか、遊びに来ていたりしたので、七尾からさらに奥能登へ移住する心理的ハードルは低かったかもしれないですよね。
K.Iさんは縁のない土地へIターンしたわけだけれども、その点はどうでしたか?
K.Iさん
そうですね。僕は仙台出身なんですけど、昔から田舎が好きで、どうしても田舎に行きたいというか、都会があまり好きじゃなかった。なので、あまり人がいないところに静かに住みたいという思いがあり、心理的抵抗よりも魅力を感じて能登に飛び込みました。
Session.3
社外メンター
数馬酒造の採用情報は大手サイトや求人媒体には出ていなく、募集しているかも分からない状態だったと思うけど、どのように応募したのか、応募ルートも含めて教えてほしいです。
K.Iさん
僕の場合は、最初は他の人たちと同じように大手求人サイトを見てどこにしようか選んでいたんですけど、なんとなくパッとしないというか、大勢に向けた説明という感じがして響かなくて。そこで本当に自分がやりたいことは何かを考えた時に「酒蔵で働きたい」に至りました。大手求人サイトに出ている酒蔵は少ないので、ダメもとでホームページのお問い合わせフォームから「募集していますか」と聞いてみました。
社外メンター
行動力がありますね!数馬酒造以外にもそういうふうに直接連絡してみたところはあったんですか?
K.Iさん
いえ、数馬酒造だけです。僕は一度にいろんなことをやるのが得意じゃないので、
一個やって、もしダメだった時に次を考えようかなぐらいの軽い気持ちでいたので、もう本当にひとつに突き進むような感じで。
H.Kさん
私は就活の時期にはすでに数馬酒造に興味を持っていましたが、求人票は出てないし、自分からいくしかないなと思って、進路課の先生に相談をしたら、「じゃあ先生が今から電話してみるわ
」って、その場ですぐに。
社外メンター
そうなの?良い先生だね!
H.Kさん
多分しほりさんがお電話に出たんですけど、進路課の先生が「お電話出た方、もしかして社長の奥さんかもしれない!めっちゃ素敵な人やった~」と。それで私もめちゃくちゃ気になって笑
その後、2回見学する機会をもらって、やっぱりここがいいなって決めました。
Session.4
社外メンター
応募までのきっかけはそれぞれでしたが、求人募集しているか分からない状態でも直接連絡をとるという、二人とも同じ経緯を辿ってきたんですね。では、実際に選考プロセスに進んだ時はどうでしたか?こういうのが入社前に知れて良かったなどはありましたか?
K.Iさん
はっきりは覚えてないんですけど、メールを送って、何回かやり取りさせていただいて、一度見学にという流れでした。その時に会社もそうですけど、能登にも初めて行ったので、「あ、こんなとこなんだ」っていう。会社もすごくいい雰囲気だなって思いました。それと港や景色を見て、めっちゃ住みたいなって思ったのを覚えています。
その後、一週間ごとのインターンみたいな職場体験を何回かさせてもらい、採用という感じでした。
社外メンター
インターンの途中で面接はなかったの?
K.Iさん
社長と醸造チームの責任者とお話をする面談はありましたけど、大々的にこれが面接ですよという雰囲気ではなかったです。緊張しないでくださいねっていう感じだったので、そこはすごくありがたかった。もしかしたら話しながら、あちらは選考していたのかもしれませんけど笑
社外メンター
それはいいね。「何かわからんこともあるやろうし、ちょっと話さんか」みたいな感じの時間があって、それが実際お互い知る時間になってたということで。
K.Iさん
その時、社長に言われたのは「入社前にギャップをなくしたい」って。企業側が求職者を選ぶというよりかは、求職者も選ぶ側としてお互いにギャップがない状態にしたいと。そういう姿勢からも安心感がありました。
H.Kさん
私は職場見学を2回させてもらい、その後面接がありました。職場見学の時はそれぞれの部署をじっくり見せてもらい、社長からスライドを使った会社説明もありました。その時は正直すごく緊張してたんですけど、社長が温かい雰囲気を作ってくれて。面接の時もリラックスしてくれて大丈夫だからと言ってもらえて。そういう柔らかな印象を見学の時点で持てたのはすごく良いなって思いました。
Session.5
社外メンター
数馬酒造のホームページは採用に関しても情報量が多いほうだと思うんですけど、とはいえ、不安もあったかと思います。ふりかえってみて、いかがですか?
K.Iさん
僕は入社前の不安はあまりなくて。社会に出ればどの会社に入っても何かしら苦労することはあるだろうと思っていたので、数馬酒造だからこれが不安とかっていうのはなかったです。
H.Kさん
やっぱり社会に出ることに対しての不安がありました。目上の人に対する言葉遣いが上手にできるかなとか。あとは会社になじめるかなと。
それと、お酒造りに関しても自分が興味を持って入ったことだけど、まだお酒が飲める年齢でないし、新しい挑戦なので不安は大きいです。
社外メンター
今、その不安を振り返ってみるとどうですか?実際入社してみて、変化はありましたか。
K.Iさん
みんな本当に優しく、分からないことがあったら教えてくれる環境が整っているので、入社してからも不安を感じることはなかったです。安心して聞けます。
H.Kさん
仕事にちゃんとついていけるかの不安は継続中ですけど、社員の皆さんが明るく接してくださるし、歳の近い先輩社員さんもいるし。全員すごく優しい。
今、醸造チームにジョブローテーションで作業しているんですけど、昨日ミスしてしまって。新人研修の時に「ミスは早くちゃんと伝える」と習ったので、不安だったけど報告したら怒られることなどなく、逆にケガしていないか心配されて、優しすぎて泣きそうになってしまいました。
K.Iさん
会社の方針として、ミスしたときは人を責めるんじゃなくて、仕組みを見つめ直すみたいな雰囲気があるので、それはすごくいいなって思います。必要以上に落ち込まないというか、ミスした時も次どうしたらいいのかを考えるようになって、自分的にも考え方が変わったのを感じます。
Session.6
社外メンター
では、入社前にイメージしていたことと、実際入ってみたらここは違ったというギャップはありますか。いい意味でもどっちもあると思いますけど。
K.Iさん
僕は昔ながらの泊まり込みの働き方でも別に良いと思っていたんです。数馬酒造は醸造社員も土日休みで、8時半から17時勤務というのは入社前から分かっていたんですけど、実際に働いてみて、本当にこの時間内でやっていることに改めてすごさを感じました。
H.Kさん
確かに。ちゃんと時間内に終われるように、仕事を効率よく終わらせていると感じます。自分の今日の仕事に集中できてるっていう感じ。
H.Kさん
まだ入社したてで、あんまりギャップをつかめてないんですけど、製品チームのK.Kさんと醸造責任者さんにお会いしたら、想像と全然違っていて。笑
入社前にホームページのクロストークを読んでいたので、K.Kさんはがっしりとした体格で怖そうなイメージだったんですけど、面接の時にお話したらすごく優しくて!醸造責任者さんは知的で大人しい方なのかと思ったら、初日から食堂で積極的に話しかけてくれて。結構ノリノリ、明るい方ということが分かりました。
Session.7
K.Iさん
一年前は、これまでは酒造りの世界を本ばかり読んで、こういう工程を踏むんだなとか、こういうお酒があるんだなっていうのを見てたんですけど、実際にお米を洗ったりと酒造りができることに対しての喜びがありました。
「責任醸造」という自分のお酒を造れるチャレンジ制度があって、ちょうど今取り組んでいるところなんです。「自分のお酒」となると、我が子がちゃんと育ってくれるかなという心配のようなドキドキ、でもワクワク。
社外メンター
狙った味を出そうみたいなこと?それは楽しみだね。素敵なワクワクやね。
H.Kさん
私は目の前の仕事が楽しみです。まだジョブローテーションの時期で、来週からは配属予定の製品チームなので楽しみです。
それと自分も竹葉を早く飲んでみたいなって思うので、結構いろんなことにワクワクしてます。あとは祭りで、ヨバレに来た親戚に、この竹葉の制服姿を見てもらえるのが楽しみです。
Session.8
社外メンター
新卒新入社員のフォローアップ制度が用意されていて、私は数年前から担当させてもらっているんだけれど、良かったなと思うことなどがあれば教えてください。
K.Iさん
1ヶ月研修や上長との面談を通して、自分の中ではすべてを総括すると「考える」ことがすごい鍛えられたと思います。これからどうなりたいか、そのためにどうするかを考える。僕は会議での発言が苦手で、視点を変えて考えないと発言できなくなるので、考える能力が全体的に引き上がったように思います。
H.Kさん
社外メンターとカウンセリングみたいな機会を設けてもらえるのは嬉しいです。入社したては不安なことが多いので、社会人としての心得みたいなのを最初に教えてもらえて、相談もできて、ありがたいなと思います。
あと、今してるジョブローテーションも配属先以外の部署を体験することができて、自分の部署の仕事だけを覚えるんじゃなくて、他の部署でも何をしてるかわかると、より連携しやすいというか。それぞれ別のことをしてるけど、造ってるお酒はひとつなので、工程を知っておくと、さらに気持ちを込められます。
社外メンター
私は社外の相談役ですが、社内にも年齢の近い先輩社員がついてくれていると聞きました。そういう社内のフォローアップ体制はどうですか?
H.Kさん
憧れの先輩が社内メンターとして付き添ってくれています。私のペースに合わせて教えてくださるのでありがたいです。それから他の社員の方々も優しくて、たくさん声掛けしてくれるので本当にありがたいです。
Session.9
社外メンター
能登を選ぶっていうのが結構チャレンジングな選択だと言われることが多いんですけど、暮らしの拠点が能登になってみてどう思っているか伺いたいなと。もし能登移住に不安のある方がいたら、どういうメッセージを送りますか?
K.Iさん
能登は「全部ちゃんと揃ってるな」っていう感覚があります。選択肢としてはいろんなものがあるわけじゃないですけど、生活する分には不足はないと思います。むしろ選択肢がありすぎて頭がパンパンになるよりかは、買い物ならここ、外食ならここ、とある程度決まっていた方が、自分の生活に自由が出るというか、気持ちにゆとりが生まれるんで、ここで新しいことをやってみようかなという気持ちになります。
K.Iさん
あとはやっぱり自然環境がすごく良くて。ほんとふとした瞬間に海を見てめっちゃきれいだなとか、猫がかわいいなとか、夜に散歩してると星がありえないぐらいきれいだなと思ったり。忙しい日々の中でたまに特別な日っていうよりかは、毎日をちゃんと過ごせる充実感があると思います。
社外メンター
めっちゃいいことを言ってくれて、能登出身者として嬉しいですね。素敵です。
いっぱいあることがいいっていうよりは、むしろ絞られているからこそやりたいことに集中できたりとか、考えたいことを考えたりできるのですね。
H.Kさん
同級生の中で、出身の七尾よりもさらに北の奥能登へ移住したのは私だけでした。自分は能登を暮らしの拠点にすることは誇らしいことだと思っています。
出会いは多くないかもしれないけど、つながりが深いっていうか。関係を持った人とは一生つながれるみたいな感じになるし、みんな都会に憧れるかもしれないんですけど、やっぱり自分は能登で輝きたいっていうか。能登は今、若い人の力が必要だと思うし、自分が少しでも貢献できたら良いなと。
それと「能登を選んでくれてありがとう」と感謝されることが多いです。すごく特別な気持ちになって、なんかもう幸せです。
社外メンター
こちらこそ嬉しいです。大人が元気になるメッセージですね。このクロストークは能登の人みんなに読んでもらいたいです。
Epilogue
社外メンターとしての立場から、毎年、新入社員さんの研修やフォローアップを担当させていただく中で、顔を合わせる度に皆さんが「数馬酒造の顔」になっていくだけでなく、能登の自然と文化・暮らしも楽しみながら働く姿を、嬉しく、眩しく眺めています。
今回のお二人と同じく、私自身もファーストキャリアで能登を選んだ一人ですが、まだまだ能登を就職先に選ぶことは、一般的に敬遠されがちです。
そんな中、近年安定して新卒人材とのご縁に恵まれている数馬酒造さんは、まさに「若者が集まる会社」として、能登で働く魅力を牽引する企業だと思います。そして、若者が集まるだけでなく、入社後も「若者が育ち活躍している」企業でもあります。
それは、数馬酒造の皆さんが取り組んできた、働きやすい仕組みづくりや人が育つ環境づくり、一人ひとりが考え、働きがいを感じられる組織づくりなど、様々な取り組みや変革に裏打ちされた結果であると思います。
仕事もプライベートも両方追いかけられる働き方・暮らし方。
数馬酒造で働きながら人生を楽しむ、そんな先輩たちの背中が増えていくことを願いながら、新入社員の皆さんのサポートを務めさせていただきます!
※このクロストークは2026年4月に行いました。
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