01 - About us
数馬酒造は明治2年創業から150年以上、能登半島の豊かな恵みのもと醤油製造から酒造業を始め、先人が築いた信頼と歴史を尊びつつ、柔軟性と挑戦心を大切にしたものづくりで革新を重ねています。 経営理念を「能登を醸す」と定め、2014年から契約農家様と能登の耕作放棄地の開墾に着手し、東京ドーム6個分の耕作放棄地を解消。2020年には全量能登産米での酒造りを達成いたしました。また、ワークライフバランスや従業員満足度を追求できる酒蔵として、休みのない季節労働や深夜労働を廃止や土日休みの定時勤務での酒造り、女性醸造社員の活躍など、働き方でも見違えるような変化を遂げています。
能登産米100%の酒造りへのこだわりと働く環境の改革は日本酒のおいしさへと繋がり、受賞実績は年々飛躍を遂げ、2023年には国際的に高い権威を誇るインターナショナルワインチャレンジにて部門最高位のトロフィーを受賞し、ロンドンの授賞式にて格別の賛辞を頂きました。 伝統を敬いながらも、柔軟性と挑戦する心を大切に、真摯なまなざしで、生き生きと酒造りをする。私たちとともに、そんな仕事をしてみませんか。
地元農家とともに栽培する能登の米、能登町の山間から湧き出る超軟水の仕込み水。これら能登の自然の恵みに感謝をしながら、社員が一丸となって酒を醸す。これが代々受け継がれてきた数馬酒造のこだわり。能登の里山里海を守るため、耕作放棄地を活用した「水田作りからの酒造り」にも取り組んでいます。
数馬酒造では20年以上前から日本酒をベースとした梅酒の製造に取り組んできました。濃密な果実味と日本酒のコクを感じられる「竹葉 能登の梅酒」は、石川県産の梅をふんだんに使用しています。
数馬酒造のまなざしは、ものづくりを通して地域課題を解決し、豊かな未来を創りあげていくことにあります。
「持続可能性」「食の楽しさ」「挑戦する柔軟性」を大切にしたものづくりで、その先を見つめています。
酒蔵の領域を超えた挑戦で、能登の魅力を高める
能登に新しいコンテンツと人の流れをつくり出す
大切にする行動指針・価値観
数馬酒造は能登の契約農家に育ててもらった能登の米を使用して日本酒を醸しています。銘柄ごとにどの農家さんが育てた米を使用しているかがはっきりと分かります。それは、当たり前のことのようで、実はそうではありません。他県から酒造りに適した品種のお米を取り寄せたり、組合を通して米を購入したりすることが常である中、数馬酒造は耕作放棄地の開墾を通じて能登産米100%のものづくりを達成しました。それは、私たちにものづくりの喜びと意義そのものを感じさせてくれます。
日本酒は食の時を楽しくするもの、という信念を元に、日々の食卓でもっと楽しんでもらおうと、2020年に開始したサブスクリプションサービスです。日本酒にも「旬」があるのをご存知でしょうか。季節に合わせた旬の日本酒と、国際唎酒師による詳しい解説を掲載したリーフレット、能登や酒蔵にちなんだおまけをお届けしています。皆様の口元にお酒を美味しく運んでもらい、幸せを感じてもらうことまでが私たちの仕事と思っています。
数馬酒造では柔軟性と挑戦心を大切にする責任醸造制度があります。醸造社員の熟練度に応じて、一人1タンクを自由に醸造研究します。新しい酵母に挑む者、既成概念を打ち破る醸造に取りかかる者、それぞれのテーマで酒を醸します。一気通貫で酒造りに取り組むことで、酒造りにおける部分的な作業への理解が一層促されます。この責任醸造制度から定番の人気商品になったお酒や、高い受賞を得たお酒が続々と生まれています。
04 - REQUIREMENT