毎年、酒造りは「竹葉 しぼりたて生原酒」の仕込みから始まります。
きれいな水を感じる透明感、そしてまろやかさと後口のキレの良さがこのお酒の特徴です。
ジューシーでドライな飲み心地でお酒自体の強度はありますが、甘味や酸味といった味わいの要素の出方は繊細なので、ペアリングは淡い甘さと瑞々しさのある食材がおすすめです。
特に、蓮蒸しやみぞれ餡など、出汁にとろりとした質感を加えたお野菜の炊きものなどと相性は抜群です。
そこで今回は「竹葉 しぼりたて生原酒」に合わせて楽しみたいおすすめレシピ「もちもち揚げ出し蓮根団子」をご紹介します。
ぜひお試しくださいね(^^
材料(二人分)
蓮根 …300g
塩 …少々
柚子 …少々
《かけ餡》
かつおだし …300ml
みりん …大さじ1
醤油 …小さじ2
葛粉(なければ片栗粉でも) …小さじ2
つくり方
1
かつおだしを準備しておきます。蓮根は洗い、皮のまますりおろします。
塩をひとつまみ加え、お団子状にまとめておきます。
2
かつおだしにみりんを入れて煮立たせ、醤油を加えます。
水(約大さじ1/分量外)で溶いた葛粉を入れ、混ぜながら加熱し、とろみが出たらかけ餡の完成です。
3
1で成形した蓮根団子を180℃の油で2分揚げひっくり返して、また2分ほど揚げます。
油を切って器に盛り、2の餡をたっぷりかけます。仕上げに柚子を散らして完成です。
秋から冬に変わる季節の変わり目、喉を潤す食材「蓮根」を揚げ出しにしました。
すりおろし蓮根を小さく揚げるだけで子ども達にも人気の一品になりますが、大人は一手間加えてかけ餡と柚子をあしらった一品で。柚子の香りと一種の辛味がピリリとしたアクセントになります。
お酒は10℃ほどに冷やしてどうぞ。
ちりちりとした生原酒の軽い刺激を感じながら、ジューシーな飲み心地、食を呼ぶ余韻をお楽しみいただけます。