会社概要

Company

ご挨拶

私たちが暮らす能登が世界農業遺産に認定された今、この地で酒蔵を経営することに大きな意義を感じています。弊社では、全ての酒に能登産の米を、仕込み水には旧柳田村の山々から湧き出る天然水を使用しています。私たちの営みは能登の自然に生かされ、生業の礎となっています。そのため、美しい能登の里山里海を守り、次世代につないでいく。
「醸しのものづくり」で、能登の魅力を高めることがわれわれの使命です。

能登で酒を造ることは、農業をはじめとするさまざまな地元産業を連携させます。例えば耕作放棄地の開墾から酒米の栽培、酒造りまでを一貫して行う取り組みでは、学生団体、酒販店、日本酒ベンチャー企業、能登の地域団体などの協力を得て、およそ東京ドーム6個分の耕作放棄地が解消されています。こうした地域の結びつきを生み出し、大きく育むことは蔵元の代々の願いでもありました。そして今、酒造りという生業を通して地域の課題を解決していくことが、私自身の経営者としての本望となっています。能登の自然を次世代に伝えるため、これからも資源、時間、人材、価値観など、あらゆるものをシェアしながら、どこにもひずみのない循環型のものづくりを目指します。

数馬酒造株式会社

代表取締役

数馬 嘉一郎

事業概要

日本酒の製造

地元農家とともに栽培する能登の米、能登町の山間から湧き出る超軟水の仕込み水。これら能登の自然の恵みに感謝をしながら、社員が一丸となって酒を醸す。これが代々受け継がれてきた数馬酒造のこだわり。能登の里山里海を守るため、耕作放棄地を活用した「水田作りからの酒造り」にも取り組んでいます。

日本酒をベースとしたリキュールの製造

梅酒ブーム到来に先駆けて、数馬酒造では梅酒の製造にも取り組んできました。使用する梅はもちろん能登産。毎年より良い味わいになるよう、独自の製法で試行錯誤を重ねています。また、地元の水飴を使用した、ほのかな甘みが特徴的な新しいタイプの梅酒やゆず酒づくりにも挑戦しています。

能登産の原材料にこだわった手作り醤油

能登最古の歴史を持つ醤油蔵をルーツとする数馬酒造では、米の栽培に適さない耕作放棄地で作られた大豆と小麦、そして能登の大地に育まれた仕込み水を利用した醤油づくりにも取り組んでいます。舞台となるのは廃園になった地元の保育所。ここを醤油蔵として改装し、既存の醤油蔵から移転しました。

受賞歴

沿革

  • 明治2年

    創業

    江戸時代より続く醤油製造業を生業としながら、清酒業へも進出

  • 昭和26年1月18日

    法人設立

    清酒製造免許取得

  • 昭和29年5月

    醤油工場建物改修工事

  • 昭和35年11月

    (昭和蔵)清酒工場鉄筋改造工事

  • 昭和53年9月

    昭和蔵改造工事

  • 昭和63年9月

    麹製室改造工事

  • 昭和63年12月

    酒母室外壁一式工事

  • 平成4年11月

    清酒工場外装工事

  • 平成6年1月

    選別全自動精米機導入

  • 平成6年9月

    自動ラベラーコンベアー導入

  • 平成6年

    金沢地区で数馬酒造㈱の竹葉会発足
    地元産の酒米契約栽培開始

  • 平成8年

    MY-SAKE倶楽部 事業開始
    清酒の「あばれ祭りラベル」発売する。

  • 平成14年3月

    エレベーター新交換

  • 平成17年3月

    清酒の海外輸出事業開始

  • 平成17年11月

    大正蔵 梅酒室仕切改造工事

  • 平成18年2月

    店舗棟外壁改造工事
    新店舗木造棟(ギャラリー)新設

  • 平成19年3月

    地元産酒米の契約栽培を開始(内浦アグリサービス)
    地元産の原料「梅」「ゆず」を使用したリキュールの発売を開始

  • 平成25年9月

    地元産酒米の契約栽培 株式会社ゆめうらら 開始

  • 平成26年2月

    世界の食の祭典のマドリッドフィージョンに日本代表で出展

  • 平成27年7月

    「Nプロジェクト」事業開始 大学生とコラボ企画を開始
    七尾市能登島町との酒米栽培を開始(清酒能登島)

  • 平成27年9月

    杜氏・蔵人制度に代わり、社員が責任を持って製造する新体制が始まる

    地元産の酒米契約栽培を開始(北能産業株式会社)

    新型醪圧搾機、洗米機、遠心脱水機導入

  • 平成28年3月

    数馬酒造㈱卸部の能登酒類販売㈱七尾蔵置所酒卸廃止

    上槽場の冷蔵庫化

  • 平成28年4月1日

    数馬酒造株式会社と能登酒類販売株式会社を統合・合併

  • 平成29年6月

    全国新酒鑑評会 竹葉 金賞受賞 初

    酒蔵外壁全面改修

    ステンレス製放冷機、全自動分析器、氷温冷蔵庫、醪の温度管理センサーシステム導入

  • 平成29年9月

    仕込棟改修工事・醤油蔵改造工事
    仕込棟の給排水設備・換気・外看板改造工事
    醤油蔵全棟解体工事

  • 平成30年3月

    はばたく中小企業・小規模事業者300社需要獲得部門より選定(経済産業省)

    瓶詰めラインのリニューアル、パストライザー、全自動ラベラー導入

  • 令和2年

    醤油蔵を同町旧神野保育所へ移転、稼働開始

    リキュール蔵を廃業したワイナリーを活用し移転、稼働開始

    氷温冷蔵庫(中蔵) 増設

  • 令和3年

    原料米の調達全量能登産達成

    全国新酒鑑評会 竹葉 入賞

    高感度センサー付きデジタル温度制御器導入

企業情報

企業名 数馬酒造株式会社
代表銘柄 竹葉 ちくは
所在地 〒927-0433
石川県鳳珠郡能登町宇出津ヘ-36
TEL 0768-62-1200
FAX 0768-62-1201
E-mail chikuha@kazuma.co.jp
URL http://chikuha.co.jp
創業 明治2年(1869年)
法人組織 昭和26年1月5日(1951年) 設立
代表取締役 数馬 嘉一郎(五代目蔵元)
事業内容 清酒製造・販売 (清酒・醤油、リキュール製造・小売・アルコール等全種・卸販売)
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