2021.2.8
石川県七尾市の「七尾高校」で講演させていただきましたので、ご報告いたします。
この講演会は「トップが語る石川の産業の魅力」と題し、これから進路を決定する高校生を対象に、企業経営者等の「社会で活躍する大人」の情熱や人間性に触れることで、仕事のやりがい等を感じとり、地場産業への理解や県内企業への就職意欲の向上を図ることを目的として、2008年から開催されています。(主催:石川県/石川県人材確保・定住推進機構)
今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインによる開催です。
この度は、2020〜2021年度の講師の一人としてご選定いただき、ありがとうございます。
何を隠そう、私は七尾高校出身。母校で講演という貴重な機会を賜り、この日を楽しみにしておりました!
当日は「SDGsと酒蔵経営」をテーマに、具体的な取り組みや、能登にこだわった原材料調達・商品開発についてお話しさせていただきました。恥ずかしながら、私の高校生活についても少しだけ…笑
この講演を通じて、SDGsへの理解が少しでも深まれば、また、世界での能登の地域資源の可能性を感じていただければ幸いです。
加えて、地元企業の活動を知って、“能登で働く”ことをより自分事としてイメージしていただけたら嬉しいです。
後日、生徒さんたちのご感想をいただきましたので、一部をご紹介いたします。
- SDGsについての具体例を知れて、理解が深まりました。
- SDGsは大企業が取り組んでいるというイメージだったが、能登の企業が取り組んでいて驚いたとともに、能登にいろんな可能性があるなと感じました。
- これからの社会での企業のあり方や働き方について学べました。
- 仕事にやりがいを感じていることが伝わってきたので、楽しく聞けました。
- 正直能登には仕事があまりないと思っていたが、能登の企業の取り組みを聞いて自分が住んでいる能登の価値を改めて感じました。
私が伝えたかったことをしっかりと感じとっていただけて、大変嬉しくなりました。
今回の講演を聞いてくださった生徒さんの中には、進学とともに県外へ出ていく方もいらっしゃると思います。卒業後の進路を決める際に、こんな講演があったな、能登に帰ろうかなと思ってくださる方がいることを願っております。
この度は、誠にありがとうございました。