こんにちは、広報スタッフです。
2023年1月21日に開催されましたイベント「近江町ふれあい講座～新酒を味わおう～」についてレポートいたします。
会場となった近江町市場はまさに金沢市民の台所。約180軒のお店が並び、海の幸はもちろん、青果や精肉、生活雑貨など暮らしのにまつわる品々が揃っています。お店の方々は、まさにその道のプロといえます。その衣食住のプロ達が講師となり、技術や知識をお教えするのが近江町ふれあい講座です。
数馬酒造が参加させていただいた今回の講座では、酒の大沢様が講師を務められました。さらにゲストスピーカーとして弊社営業スタッフが登壇し、お客様には竹葉の新酒4種にあわせて、近江町市場で揃うおつまみを味わっていただきました。
この度は素敵な機会を頂戴しまして、誠にありがとうございます。
それでは、当日のラインナップをご紹介いたします。
皆さまの日々のおつまみ選びの参考になりましたら幸いです。
竹葉 能登純米しずく 無濾過生原酒
あげ丸天かさい様「枝豆天」
最初の一杯は、4種の中で香りがいちばん華やかな「竹葉 能登純米しずく」を。直汲みらしい、口に含んだ瞬間のチリチリとした発泡感も。
淡い甘さとなめらかな旨味、とろみのあるお酒ですので、淡い甘みと魚介の旨味にリンクさせて、あげ丸天を合わせました。お酒の持つグリーン系の清涼感ある酒質が、青みのあるお野菜×脂分の組み合わせと相性が良く、今回の枝豆天の枝豆の香りともマッチしていました。
竹葉 純米しずく 無濾過生原酒
川木商店様「どじょうのかば焼き」
「竹葉 純米しずく」は瑞々しくさっぱりとした酸味、後口にスパイシーさと程よい渋みが感じられ、今年は特にすっきりとした飲み心地の印象です。
お酒の素直な淡い甘みと後口の渋みと、どじょうのかば焼きのタレの甘味、滋味あふれる苦味に相乗します。
この組み合わせはお客様に特に好評のようで、「キレが良いね」「いつもよりおいしく感じられる」といったお声も上がりました。
竹葉 生酛純米 奥能登しずく 無濾過生原酒
岩内蒲鉾店様「チーズかまぼこ」
「竹葉 生酛純米 奥能登しずく」はブドウのような弾ける果汁感があり、ジューシー。生酛仕込みのまろやかな酸味、まったりとした甘味、長い余韻が楽しめます。この発酵による酸味と長い余韻にはチーズがとてもよく合います。ですので、おつまみにもチーズを使ったかまぼこを。
お客様からは「3種類目だけれど、どれも味わいの違いがはっきりと感じられておもしろい」と。米と水、酵母、技法の組み合わせで生まれる味わいの幅や日本酒のおもしろさを体感していただけてとても嬉しく思います。
竹葉 しぼりたて生原酒
世界の食品ダイヤモンド様「能登産いかの塩辛」
最後は「竹葉 しぼりたて生原酒」にてフィナーレ。このお酒はお米の上品な香りに、すっと身体になじむような透明感、そして後口のキレが特徴です。生原酒らしい飲み応えとまろやかさ、後口のドライさが、塩辛の持つ塩味と辛味、味わいの強度をしっかりと受け止めます。
塩辛に入っている柚子の香りがお酒の清涼感と相まって、爽やかで品良く最後まで楽しめました。
参加されたお客様からは質問もたくさん上がりまして、とても賑やかな会となりました。
日頃から日本酒を楽しまれている方が多く参加されると想定しておりましたが、普段は日本酒を召し上がらない方やお仕事で日本酒を扱うことが増えて勉強のために、さらには「能登」をキーワードに参加された方もいらっしゃり、日本酒がきっかけで広がるご縁に感謝です。
今回はすべて新酒の生酒をご用意しましたが、火入れした通常ラインナップとの飲み比べもしてみたいといったご感想も。また、会場がキッチンスタジオであったこともあり、お酒に合わせたメニューを調理してのペアリング会もいいねといったご意見もいただきました。それも楽しそうですね(^^
ご参加くださいました皆さま、誠にありがとうございました。
一方で、予想を上回る多数のご応募をいただき、残念ながら参加が叶わなかった皆さまには大変恐れ入ります。
そして酒の大沢様はじめ、近江町市場商店街振興組合様に厚く御礼申し上げます。
さて最後になりましたが、講師として参加した営業スタッフの感想を綴りまして、このコラムを締めくくりたと思います。最後までご覧くださり、ありがとうございました。
「いつもは店頭販売など対面にてお客様とお話することが多く、講師として前に立つということがほとんど初めてでしたので、とても緊張していました。会場内に緊張感が漂うほどカチコチで、声が小さく、お聞き苦しい場面もあったかと思います。大変失礼いたしました。
営業職ということから、普段は「売る」視点でご説明していますが、今回は「伝える」ことが優先。伝え方の工夫など、私にとっても実り多き講座となりました。今後も機会を頂けるのであれば、積極的に参加したいと思います。ありがとうございました。」
