醸しコラム

Column

2024年 新年の御挨拶

2024.01.01

2024年 新年の御挨拶
米を磨き、蔵を洗う。
心を磨き、酒を醸す。

私たちは、いく年もいく年も米を洗い、酒を醸しています。
その積み重ねの中に、どれほどの情熱と進化を込められるか。静かな挑戦の連続です。

いつでも皆様の笑顔のために。
能登の未来のために。
健やかに、清々しい気持ちで醸す酒でありたいと思います。

2024年
感謝を原動力に
今日もまた、素直なものづくりを続けていきます。
 
 
「醸しのものづくり」で能登の魅力を高める
数馬酒造株式会社

 


 
新年明けましておめでとうございます。
旧年は格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。

2023年はこれまでの小さなあゆみがひとつひとつ実り、形となって、多くの嬉しい出来事に恵まれた一年でございました。

まずは、インターナショナルワインチャレンジでの「竹葉 瓶内後発酵純米酒」の部門最高位となるトロフィー受賞です。ロンドンでの授賞式、続いてマカオでのお披露目会に出席させていただき、この上ない賛辞を拝受しました。日本酒の素晴らしさと楽しさを再認識する思いでした。

そして、2023年から農地管理を引き受けた珠洲市の梅を活用した「竹葉 能登の梅酒」が全国梅酒品評会において、一社のみに与えられる部門最高位、金賞を受賞したことも大変感慨深く思います。
長きに亘り、梅の実を大切に育ててくださった農家の皆様からバトンを引き継いだ矢先ですから、温かく背中を押されるような気持ちになりました。

また、社内では女性の醸造社員が2名となり、男性醸造社員が半年間の育児休業を取得するなど、職場の環境整備にむけたこれまでの取り組みの成果が見られました。
そして、2018年のいしかわ男女共同参画推進宣言企業の県内第1号認定、ワークライフバランス企業知事表彰に続き、新年には、北陸エリアでの酒蔵としては初となる厚生労働省のユースエール企業認定を頂くことになりました。
ひとえに皆様のお支えがあっての今日と、心から感謝しております。

約二年のコロナ禍を経て、また強く、能登での酒造りの意義を思います。私たちは私たちらしく、皆様に喜んでいただくための素直なものづくりをしてまいりたいと思います。月並みな言葉に聞こえるかも知れませんが、お客様の笑顔、そして仲間の笑顔を増やすこと、それに尽きると思います。それが「おいしさ」に繋がっていきます。

2024年はどのような年になるでしょうか。
私たちは経営理念に掲げる「能登を醸す」を胸に、より一層の情熱をもって、ものづくりを通して、能登を、取り巻く世界を、より良くするために挑戦し続けていきます。

2024年が皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 
数馬酒造株式会社
代表取締役 数馬 嘉一郎

数馬酒造オンラインショップ