令和6年能登半島地震におきまして、たくさんのご心配と温かいお心寄せを頂きまして心より感謝申し上げます。
数馬酒造も少しずつ歩み出しております。その様子をレポートとして綴ってまいりますので、ご覧いただけましたら幸いです。

私たちができることをひとつひとつ。
能登へ想いを寄せながら、ひとつひとつ。

どうぞよろしくお願いいたします。

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●2024年1月9日
2024年初の稼働日となりました。
酒蔵内の復旧作業を始めるにあたり、石川県地震被災建築物応急危険度判定士の方に建物調査を行って頂きました。建物が激しく傾斜している箇所、地盤沈下している箇所など、立ち入りが危険な場所を改めて確認しました。

当日は約半数の9名の社員が出社し、立ち入り可能な箇所より全員で片付け作業を行いました。
まずは通路の確保のため、割れた扉、崩れた酒瓶の片付け、汚泥の清掃を行いながら、損傷のない商品を引き上げ、安全と思われる場所に移動させました。

余震の可能性がある中で各所に注意を払いながらの作業となり、被害箇所が広範囲であることから酒蔵の復旧には遠い道のりがあることを思い知ります。
当面、出社作業は午前中のみとすることとし、引き続き社員の生活安全の確保を第一とすることにいたしました。

 
●2024年1月10日
蔵内の復旧作業チームと事務作業を進めるチームに分かれて復旧対応にあたることにしました。
復旧作業は引き続き前日同様の作業を、範囲を広げながら少しずつ進めました。断水のため汚泥の清掃も思うように進みません。

 
●2024年1月11日
避難所や自宅避難中の慣れない生活と疲労から体調不良者も多く、重ねて各家庭の事情などもあり、蔵元を含む数名の出社に留まります。当面、社員全員の健康回復と生活安全がやはり最優先事項となります。

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取引先様、そして竹葉を楽しみにお待ちいただいている皆様におかれましては、多大なるご心配をおかけして大変申し訳ありません。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

また皆様からの数えきれないほど多くのお心寄せを頂戴し、復旧への力となっています。心より感謝申し上げます。

私たちはこれからも、同じく被災されている能登の全ての皆様に心を寄せ、皆様のご支援のお気持ちに感謝し、最善の行動をとってまいりたいと思います。
引き続き、能登を応援いただきますようお願い申し上げます。