醸しコラム

Column

《社長レポート》能登高校での講演

2019.09.20


2019.9.19
弊社と同じ能登町にある石川県立能登高校にて、講演をさせていただきました。
二学科合同の授業として、高校1年生約70名を前に「SDGsに基づいた企業経営」についてお話しいたしました。

能登高校地域創造科は、「地域の資産を活用して新たな価値を創造し、地域社会の創造発展に貢献できる即戦力を育成する」ことを教育方針としています。
今年度は1年次の「総合的な探究の時間」で地域課題について学び、課題解決力を育む授業を展開しています。とりわけ2学期は、持続可能な地域社会を作るために必要な知識や観点としてSDGsを学ぶそうです。
先達て9月12日には、UNU-IAS OUIK(国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット)事務局長である永井三岐子氏を招いて「SDGsの概要と地域課題とのつながり」を学ばれました。
そうして今回、SDGsに積極的な地元・能登町の企業の事例として、弊社にお声がけをいただきました。ありがとうございます。

中学生や大学生、また経営者を前にした講演会は僭越ながら多々ございましたが、高校生に向けてお話しすることは初めての経験でした。
高校生の皆さんは事前にSDGsについて学ばれていたので、私からは数馬酒造の取り組みをメインにお話しさせていただきました。また、以前に参加したSDGsに特化した就活イベントや先日の共創インターンシップを通して感じた、学生が企業に求めるSDGsへの姿勢についても共有させていただきました。

高校生にはSDGsは少し難しい内容と思っていましたが、皆さん興味を持って熱心に耳を傾けてくださいました。
このような授業を重ね、生徒自身がSDGsを身近に捉えることができ、SDGsの視点から地域課題を発見したり、自身の課題意識や探究テーマを見出したりすることに繋がればと願っています。

弊社としましても、地域の次世代を担う子どもたちに向けての講演や課外活動などは今後も積極的に続けてまいります。
持続可能な能登の未来を創るため、能登の美しい自然と文化、そして産業を次世代に繋ぐことが私たちの使命と考えるからです。

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