こんにちは、広報スタッフです。
先日お知らせしました「IWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ）2023」受賞に際しましては、たくさんのお祝いのお言葉を頂戴しまして、誠にありがとうございました。

弊社3銘柄が金・金・銅メダルを受賞し、うち1銘柄は部門最高位であるトロフィーを受賞と、自社の過去の成績を上回る結果に舞い上がるような気持ちです！
この喜びを社員みんなで分かち合おうと、6月中旬に祝賀会を開きましたので、その様子をレポートいたします。

祝賀会の会場となったのは、地元宇出津のビストロ「与七」様です。与七様は2020年にKura Master審査員の方々が弊社へ視察訪問された際にも、地産食材を活かしたお料理と日本酒のペアリングを楽しまれました。
そのような思い出深い場所で、世界的な品評会の受賞を祝うことができるのも大変嬉しく思います。

お祝いの宴は社長の挨拶、醸造課責任者の乾杯で始まりました。
色彩豊かなお料理がテーブルに運ばれる度にわぁ～と感嘆の声が上がり、嬉々として口に運びます。旬のアジやタチウオ、サザエ、能登原木しいたけなど、地元食材がふんだんに使われた珠玉の品々は頰をゆるませますね。

シェフが生み出す繊細なお料理に供するのは、もちろん私たちが醸したお酒です。受賞酒「閃 純米吟醸」、「Chikuha Oyster（チクハオイスター）」、そして試験醸造酒などなど。お酒が進むと口が滑らかになり、さらに会話も弾みます(^^

お料理を味わいながらもペアリングに思いを巡らせます。
「このマスタードを効かせたお料理にはChikuha gibier（チクハジビエ）が合いそう？」「こっちは竹葉 いか純米かしら？」などと考えながら、国際唎酒師の資格を持つ若女将しほりさんに意見を求め、こっそり答え合わせをするのも楽しいひとときでした。

最後に登場したデザートプレートはまさに特別なひと皿！
シェフからの「受賞おめでとう」のサプライズメッセージに、大きな歓声が上がり、店内はより一層賑やかに。

至福の味わいに酔いしれ、お腹も満たされ、互いの労をねぎらう時間はまたたく間に過ぎますね。

閉会の挨拶は製品課責任者が務めました。この締めの挨拶が心に響きます。
「品評会で受賞することはとても喜ばしい。しかしながらこの喜びは今日で一旦落ち着かせ、また明日から挑戦し続けよう。時には周りと比べて落ち込むこともあるかもしれないが、大事なのは自分自身がどうであるか。私たちの行動は『能登を醸す』という理念や使命にそっているかどうか。基準はいつもそこにあることを忘れずに、これからも頑張っていきましょう。」

この言葉を受けて、社員さんたち真剣な顔つきになり、目はやる気に満ち溢れているようでした。こうした光景を目にして、良いチームだなと改めて感じ、また私も頑張ろうと意欲が湧いてくるのでした。

さぁ、7月にはいよいよロンドンにて表彰式が行われます。大変光栄な場で能登の日本酒「竹葉」を披露できることは無上の喜びです。その様子はまた改め。どうぞお楽しみにです。