秋の風物詩「ひやおろし」の季節ですね。
ひやおろしの特別感はやはり生詰めならではのジューシーさ。
秋口に脂乗りしてきた芳醇な食材の旨みを、爽やかで繊細な甘みのある酒質が迎え入れてくれます。
「竹葉 純米ひやおろし」は繊細な甘みとすっきりとした酸味を持ちますので、お料理はシンプルな味付けがおすすめです。
とりわけ、すだちとの相性が◎
すだちの鮮明な酸味とわずかにほろ苦い風味は、日本酒の甘みを引き立て、すっきりとした後口にしてくれます。
香ばしく焼いた秋の食材に、すだちと上質なお塩を使ったお料理と。
例えば、脂身の少ない牛ヒレ肉のステーキや、さんまの塩焼き、きのこのホイル焼きなど。
丸い塩味と香ばしさのある「能登の里山醤油」も大変合います。
少しのバターを加えて、ソテーも◎
そこで今回は、秋の旨みにきゅっと爽やかさを添えた一品「ナスときのこの秋のホイル蒸し」をご紹介いたします。
日本酒をすっきりと味わえますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人分)
秋ナス …1本
きのこ(しいたけ、えのき、舞茸、マッシュルームなど) …お好みの量
酒 …大さじ1
有塩バター …8g
能登の里海醤油 …小さじ1~2(きのこの量にあわせてご調整ください)
すだち …1個
つくり方
1
フライパンにアルミ箔をひいておく。
ナスは短冊切り、きのこは食べやすい大きさに切っておく。
2
フライパンの上のアルミ箔に具材を並べ置く。
酒を入れて、火をつけたら弱火にし、フタをして8分ほど加熱する。
3
フタの隙間からシューッと湯気が出てきたら、バター、醤油を回し入れなじませる。
器に盛り、すだちをきゅっと搾って完成です。
鮭や鶏肉などを入れても美味しいです。
このお料理に合うお酒
冷蔵庫から出して20分ほど経過した17~19℃ほどがおすすめです。
わずかなとろみと甘みが出現して酸味と調和します。
酒器のはおちょこがおすすめです。
磁器ですと、果実感のある甘みが感じやすくなります。
錫の器ではリンゴのような酸味がすっきりと感じられ、陶器では口当たりが和らぎ、柔らかく酸味が引き立ちます。