石川県内の酒蔵や飲食店が一堂に会するイベント「地酒と美食の祭典 サケマルシェ」が2023年10月7日、8日に催され、数馬酒造も参加いたしました。今回のコラムでは、その様子を広報スタッフがレポートいたします。
今年の「サケマルシェ」は10周年の節目を迎え、石川県内28の酒蔵と37の飲食店が出店しました。久しぶりの2日間開催であり、また「いしかわ百万石文化祭2023」のプレイベントとして「伝統的酒造りシンポジウム」やワークショップなどの関連イベントも開かれるということもあって、会場は例年以上に盛り上がりを見せ、来場者数は2日間で3万人を超えたそうです。
一年に一度のビッグイベントですので、私たちも力が入ります。これまでの経験を振り返りながら、連日天気予報と睨めっこをし、どのお酒をお持ちしようか、スタッフのフォーメーションやディスプレイについても思案いたしました。お客様のお顔を思い浮かべながら、あれこれと思いを巡らせる時間もワクワクと胸が高鳴ります。
今年の数馬酒造ブースは入口から一番奥のブースです。おなじみの緑色ののぼりに、おなじみの面々プラス新入社員で臨みました。会場内のお料理と日本酒のペアリングを楽しんでいただきたく、食材特化シリーズのお酒を中心に、定番酒、季節限定酒などをご用意しました。また昨年好評でしたサプライズのお酒も忍ばせて…(^^
開宴とももに会場のボルテージは急上昇！あちらこちらで頬の緩むお顔をお見かけしました。青空の下で頂くお酒はいっそう美味しく感じられますね。
「一杯目は竹葉と決めていた」「今年も楽しみにしていたよ」「You Tubeを見たよ」といらした常連のお客様や、「インスタライブで出ていたお酒をください！」「実は竹葉は初めてで」といらした初めましてのお客様など、たくさんの方に竹葉を楽しんでいただけて、本当に幸せな2日間でした。
中には「企業目線で見ると、広報が上手だなと思う」と、広報冥利に尽きるお言葉も頂戴して心躍りました。恐れ入ります。
お客様がとっても美味しそうに召し上がるので、私たちも我慢できず…笑 休憩時間にチケットを握りしめて他の酒蔵さんのお酒も楽しませていただきました。普段の業務では直接お話しする機会が少ないので、こうして酒蔵同士が交流できるのもサケマルシェの嬉しいところですね。
一緒に参加した新入社員さんにも初サケマルシェの感想を尋ねてみました。
「会場の熱気に圧倒されました。直営店にご来店のお客様がブースまで足を運んでくださったり、『竹葉のファンで！』と複数回ブースへお越しくださるお客様が何人もいらっしゃったので、こうしてお客様に商品を届けるために日々の業務に取り組んでいるのだと実感しました。」と。
まさにその通りで、私たち造り手にとって日々の大切さを改めて感じる契機となりました。ありがとうございました。
今期の酒造りはすでに始まり、11月には新酒が発売となります。皆様に喜んでいただきたい一心で、より一層酒造りに励んでまいります。どうぞ来年も会場に足を運んでいただき、竹葉を味わっていただけましたら幸いでございます。会場にてお待ちしております！
最後になりましたが、ご来場くださった皆様、竹葉を手にとってくださった皆様、出店の皆様、実行委員や関係者の皆様に感謝申し上げます。来年も盛会となることを願っております。
撮影協力：おいしい金沢様
